呼吸器内科は、人体の呼吸を担当する気管支や肺、及び肺を取り囲んでいる胸膜の疾患を診断し、治療を行い、それから得られる臨床結果に基づいて研究する分野です。呼吸器内科で主に扱う疾患は、1)気管支喘息や慢性気管支炎、肺気腫、2)肺炎、肺結核などの各種感染疾患を始めとして、3)肺繊維化症、及び癲癇性肺疾患などと、4)肺癌及び呼吸器内に発生する各種悪性疾患に対して胸部外科及び腫瘍血液内科などの関連診療科と協力して治療しています。内科重患者室では、重患者管理と機械呼吸による呼吸管理を担当しています。
また、本院呼吸器内科では呼吸器疾患の診断に不可欠な肺機能検査室と気管支内視鏡検査室を運営しています。外来診療室には禁煙クリニック、喘息クリニック、慢性咳クリニックなどの特殊クリニックが開設され、気管支喘息患者の効率的な治療及び教育を集中的に実施し、長期間咳を訴える患者の原因を正確に診断して治療し、疾病に対する理解のために患者及び保護者の教育を実施しています。 |
